生年月日 1958年５月４日
星座 牡牛座
血液型 B型
出身 東京都新宿区
趣味 音楽 ダンス
好きな食べ物 イタリアン(ワインに合う料理)、お寿司
座右の銘 「少し頑張って出来ることなら、やった方がいい」
東京は新宿区百人町の小さな産婦人科で、私は生を受けました。
出身が新宿というと、皆、凄い！と言うんですが、最寄駅はお隣の「大久保」。
新宿の繁華街のイメージとは違い、学校や公園もある住宅の密集した場所です。
今でこそ、マンションも増え、団地も綺麗に建て替えられていますが、
昔は古い都営住宅や、あばら家も多く、実家もトタン屋根の一軒家でした。
あばら家やトタン屋根と聞いても、若い方にはピンとこないでしょうね(笑)。
とにかくボロ屋で、よく地震や台風で潰れなかったと、今は思います。
でも思い出の詰まった大好きな家です。
私は、音楽家(ジャズトランペッター)の父と、
そのファン(笑)であった母の長女として産まれました。
兄が一人の二人兄妹です。
父が音楽家ということもあり、小さい頃からテレビの音楽番組をよく観ていて、
歌も大好きでした。
幼稚園の頃は、お友達がピアノを弾いている姿が羨ましく、
両親にピアノを習わせてもらう様、何度もお願いしましたが経済的な理由でNG。
とうとう習うことは叶いませんでした。
父の家系は音楽家が多く、祖父や叔父も音楽家です。
ある日、そんな私のために父が叔父さんから足踏みオルガンを譲り受けて来ました。
それからというもの、一緒にもらったバイエルの教本を見ながら、
父に楽譜の読み方を教えてもらい、毎日オルガンを夢中で弾きました。
そんな音楽好きはずっと続き、中学生の頃にはフォークギターに憧れ、
夏休みのアルバイトで稼だお金でフォークウエスタンギターを買いました。
当時「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない！」
というキャッチコピーで有名だったモーリスの３万５千円のギターです。
今度は、学校から帰ると部屋に引きこもり、ギターを弾く毎日です。
どうやら幼少期から、自分の好きな事には熱中して、とことん頑張るタイプだったようです。
まあ、凝り性というか、やりだすと止まらないタイプ(笑)。
B型気質が出ているのでしょうか？
短大に進むと、すぐに音楽サークルに入りバンドを組み、
ひたすらグループの曲の練習に励みました。
授業はそこそこで、メインはサークル活動でしたね。
主に、オフコース、チューリップ、洋楽ではアメリカ、PPM
などのコピーをやっていました。
ライブなども開き、その時代は本当に楽しい思い出でいっぱいです。
私は音楽以外にも美術関係も好きで、文字を書いたりする事も大好きでした。
お習字を習ったり、学園祭の看板は必ず私が描いていました。
お仕事でも、テレビ局の美術スタッフをしたり、POPデザインなどをやっていました。
それらのお仕事はとても楽しく、自分にはぴったりのものでした。
そうそう、私が社会人になって初めてのお給料で買ったモノは、
両親への感謝の品ではなく(笑）、ヤマハの電子ピアノ、CP30でした！
電子ピアノでしたが、やっとピアノを手に入れました。
その後、結婚し、出産を経験し、二人の男の子の親になりました。
私に、新たな趣味が出来たのはこの後です。
幼稚園のママ友のすすめでジャズダンスを始めたのです。
ダンスの経験はありませんでしたが、音楽は大好きでしたし、
リズム感には自信があったので、すぐに夢中になりました。
スポーツクラブにも通い出し、エアロビクスやヒップホップ、
またまた友達の誘いでよさこいも始めました。
小さい時から、内気で目立つことが嫌いでしたが、
いつの頃からか人前に立つことに抵抗がなくなり、むしろ快感になっていました(笑)。
特に、よさこいは観客の方との距離が近いので、テンションが上がります。
なんだかんだ、よさこいは10年くらい続けました。
そして、ジャズダンスは今でも現役バリバリ♬
今では、私のライフスタイルになくてはならないものになりました。
（写真は、赤の衣装が2006年、黒の衣装は2010年のものです。)
私の母は私が幼稚園の頃から保険会社に勤務し始め、
兄と4歳違いの私は幼稚園から帰るといつも一人でした。
その淋しさから、自分の子供には淋しい思いをさせたくないと思い、
小学校に上がるまでは専業主婦でいようと決めていました。
子供が小学校に上がってからは、生活費の捻出のために色々なパートを経験しました。
職種で選ぶというよりは、勤務条件が自分の生活に合っているかで選んでいるので、
それなりに楽しんではやっていましたが、どれも本当にやりたいことではありません。
実は、POPライターのお仕事なら出産後も家で出来るのでは？と思っていたのですが、
ほんの数年の間にPCが一気に普及し、手書きのモノは求められなくなっていたのです。
子供達が大きくなり手がかからなくなった頃から、あんな事もしてみたい、
こんな事もしてみたという思いが沸々と湧いて来ました。
でもその度に、もう30歳だし…、40歳からじゃ何も出来ない、
と、いつも行動に移すことなく諦めていました。
さらに数年が過ぎ、いよいよ子供達も大学生。
それぞれ独立した後のことを考えると、
やはり何かしよう！！という気持ちが更に大きくなりました。
それには離婚を考えていたという大きな理由もありました。
女性が一人で生きて行く為には経済力がまず必要。
全く向いていないとわかっていながらも、ネットワークビジネスも経験しました。
ですが、リーダーの熱弁を聞いても、なんだかしっくり来ません。
自分が欲しい車、時計、住みたい家、行きたい場所を思い描いても
一向にモチベーションは上がらなかったのです。
当然、成績も上がらず諦めることになりました。
その後、母や父の死、子供達の結婚、孫の誕生などなど、
人生の大きな節目がいっぺんに訪れました。
そして、それらが落ち着いた頃にようやく離婚をすることになりました。
その間、私は改めて自分のやりたい事をずっと考えていました。
昔から合成の香料で作られたキツイ香りは苦手でした。
でも、日本にアロマセラピーが登場して、アロマランプから流れる香りを嗅いだ時に
「なんて癒される香りだろうと」と思ったのです。
アロマショップがあると立ち寄らずにはいられず、しばらく香りに酔いしれていたものです。
ハーブも同様で、高原などに旅行に行くと必ず立ち寄るハーブガーデン。
その身体中に染み渡るハーブの香りの中にいると本当に幸せを感じることが出来ました。
「香りって人を幸せにするんだなぁ」と改めて思いました。
やはり、どうせ何か始めるなら、自分の好きな事をやろう！！
そこで、アロマとハーブの勉強を始め、様々な資格を一気に取得しました。
長いカタカナの名前を覚えたり、解剖生理学も学び、久しぶりに脳みそフル回転です。
そして、エネルギー療法や、クリスタル療法にも出会い、
すべての物にエネルギーがある事を学びました。
アロマやハーブに対する意識が、そこでまた変わったのです。
ただ効果効能を覚え、その活用方法を知るだけではなく、
植物ひとつひとつが生きていて、生命エネルギーを発している事を学んだのです。
考えてみれば植物も生き物ですから、当たり前のことかもしれませんが、
実際にそのエネルギーに触れると、本当に鳥肌が立つくらい強いのです。
アロマ(精油)を、エネルギー体として扱うことの楽しさを知りました。
そして、自らエネルギーを発する方法も習得しました。
人の放つエネルギーは、はかり知れません。
意識や考え方で人生が大きく変わることにも気づかされました。
意識エネルギーは最も強いエネルギーなのです。
エネルギーアロマオイルトリートメントの手技も習得しました。
自らのエネルギーをオイルトリートメントで入れていき、
各チャクラのバランスを整えていきます。
それから、食の大切さや呼吸法など、
人生を豊かにしてくれるものにも沢山出会う事が出来ました。
そして、
「こんなに素晴らしいモノたちと、その大切さを一人でも多くの人に伝えなければいけない！」
という使命感が湧いて来たのです。
それらと触れ合ううちに、ネットワークビジネスで、
モチベーションが上がらなかった理由もわかりました。
そのビジネスのせいではなく、目指すものが間違っていたのです。
心から望むものは何なのか？時計？車？家？海外旅行？もちろんどれも素敵です。
でもそれは全て自分のための物。
私は、人のために役に立ちたい！それが私の喜びであると気がつきました。
私と関わる人を癒したい！元気になってもらいたい！輝いてもらいたい！
それが結果として、自分を癒し、元気になり、輝くことになるのです！
私はアロマやハーブ、エネルギー療法などのツールを使って、
一人でも多くの人を癒し、元気づけ、輝いて欲しいと思っています。
その先に、本当の自分の人生を見つけ、自信を持って歩いて行ってくれたら
素晴らしいことだと思います。
私は、元々健康という事もあるのですが、
アロマやハーブを学び出し日常に取り入れるようになってから、
一度も風邪などで体調を崩したことがありません。
肩こりや膝が痛かったりということはあるのですが、
熱を出したり、寝込んだりすることが全くないのです！
これは間違いなく、アロマやハーブで免疫力がついたせいだと思っています。
植物の力は本当にエネルギーに溢れています。
2018年に、夢のひとつであった、オリジナル・ブレンドハーブティー
３種類の販売を始めました。
写真のラベルは初期のものです。
この時は、やっと自分のブランド商品が出来て本当に嬉しかったです。
現在はラベルもリニューアルし、種類も増え、
「幸せを運ぶハーブティー」として、
飲んでくれる人に幸せを届けられるよう、心込めてブレンドしています。
アロマやハーブの講座も、細々とですが始める事が出来ました。
当時は自宅があまりにも狭く、講座などできるスペースはなかったので、
オーラソーマでお世話になった先生のサロンをお借りしてのスタートでした。
参加者はいつも２〜３名と少なかったのですが、
「とても面白かった」「アロマにエネルギーがあることを初めて知った」
などの声をいただき、本当に嬉しく、励みになりました。
教本に書いてあることをただ覚えて教えてもつまらない。
実際に、そのもののエネルギーを肌で感じ取る事が大切で、
「心」「身体」「魂」に響くものだと悟りました。
なので、私はオリジナルのテキストと感覚で講座をやっています。
その後、不動産屋さんに呆れられるくらい何件も物件を見て、
ようやく講座もトリートメントもできる部屋を見つけました。
2019年5月に新居に引っ越し、現在はその自宅サロンで、
ゆっくりと講座やトリートメントを受けていただいています。
私は60歳で起業しました。
本来の自分を思い出し、自分の人生を歩むことに年齢制限はないんです。
思いたった時、それが何歳であっても早いとか遅いとかはないんです。
魂の輝きを取り戻し、自分を信頼する。
そしていつも愛と感謝で溢れる人生を送りたい。
全ての人にそんな人生を送って欲しい、と心から願っています。
飯野 未由希
